東京都をはじめとした、新型コロナウイルスの第2波への懸念が高まっている。リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京都新宿区)が7月10日に実施した調査によると、6月末時点と比べ特に「複数人で外出してもいい」と考える人の割合が減少傾向という結果となった。
「1人で」の外出行動はやや積極的になる傾向も伺えたものの、やはり感染者数の揺り戻しなどから、7月になっても消費者の外出自粛の傾向はある程度続いているとみられる。
調査は同社が全国の20〜69歳の男女1100人にネット上で実施した。
まず「昨今の状況下で現在『してもいい』と思うこと」について聞いた。「家族と近所の飲食店で食事」など、特に複数人での外出行動については総じて、6月26日時点調査より微減もしくは横ばいの傾向となった。
一方、「1人でカフェ、食事処に行く」といった1人で完結する外出行動は横ばい、わずかに上昇する傾向もみられた。
年代別にみると、30代が他の年齢に比べて総じて「外出してもいい」と回答する傾向にあった。
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