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» 2020年07月31日 12時50分 公開

コロナ禍受けスタート:ヤフーの副業人材募集、真の狙いは――人材部門幹部に直撃 (2/3)

[服部良祐,ITmedia]

「専門家を安く買いたたく訳ではない」

――現在の応募状況は。

金谷: 現状で数千件に上る。年齢層は30歳前後が最多だが、高校生から80歳以上の人まで幅広い。全都道府県に加え、海外も20カ国以上から応募してもらっている。

――経営戦略や事業プランといった、企業によっては破格の待遇で人材を招くこともある企業のコアな部分のアドバイザーに対し「オンラインで月5時間、5万円」という待遇には、賛否の意見もあるようです。

湯川: 時給1万円という条件だが、「これを高いと見るか低いと見るか」は社内でも議論になった。今回は期間を切って実施するが、(次は)違う方法を取るのかもしれない。

金谷: 「専門家を安く買いたたきたい」という狙いでは少なくとも無い。専門的な人材を価格破壊的に抱えたいわけではなく、適切なルールと待遇でお願いしていく。

photo ヤフーのギグパートナー(副業人材)募集(公式サイトから引用)

――戦略・事業プランアドバイザー以外にも、実は「新規コマース事業戦略」「新規メディアサービス企画」といった、もう少し具体的な業務内容の副業も既に5件、募集しています。こちらは金額も月5〜15万円(スキルや経験で応相談)など一般的な副業に近く、“本丸”の募集のようですね。

photo コーポレートグループ ピープル・デベロップメント統括本部コーポレートPD本部長の金谷俊樹氏(ヤフー提供)

金谷: 今後ポジションとして増えていくのは、こちらの(新規コマース事業戦略などの)枠になるだろう。新規事業戦略といったこれらの副業募集は、あえてフワッとした条件にしている。人数制限も設けていないし、拘束時間がどうなるかも分からない。ヤフーが(副業人材に)どういった仕事までお願いできるのか、具体性を持ったポジションになるだろう。

 安宅・小澤側の募集には「多くの人と触れ合い情報収集したい」という狙いがある。それ以外の職種に関しては、もっと深くコミットしてもらえることを期待している。

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