社員が自宅のパソコンなどから“仮想オフィス”にログインし、他の社員と気軽に打ち合わせや雑談を始められる──日立ソリューションズが、そんなサービスを8月3日から法人向けに提供する。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、テレワークが普及する中、社員同士のコミュニケーションを活性化させるのが狙い。料金は社員1人当たり、月額2000〜3000円程度。
Webブラウザ上に、各社員の部屋、会議室、休憩場所などの位置を示した、仮想オフィスの地図を表示。導入企業の社員はフロア全体を見渡し、取り込み中ではない社員を選び、チャットやビデオ会議を行える。空室の会議室を選んでミーティングを始めたり、休憩場所で複数人と会話したりもできる。
社員同士が「ちょっといい?」と話し掛け、気軽に雑談を始められる──といった物理的なオフィスの雰囲気を、オンライン上でも再現するという。各社員の勤務状況も可視化できるため、長時間労働の防止など、労務管理にも役立つとしている。
米国スタートアップのWalkabout Collaborativeがサービスを開発した。日本国内では、日立ソリューションズが販売する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング