コロナ渦を機に激変しつつある就活市場。特に顕著なのが、新卒向け説明会や面接のオンライン化だ。リクルートキャリア(東京都千代田区)が学生に調査したところ、大半が面接では対面を希望することが分かった。就活を初めて経験する学生にとって、対面でなくオンライン上で企業から評価されることについて、やはり一定の不安もあるようだ。
調査は6月12日〜19日にかけて、同社の就職みらい研究所が、就活サービス「リクナビ」上で募集したモニターの大学生計約900人に実施した。
まず、企業の就職説明会で対面とオンラインのどちらを希望するか聞いたところ、対面希望は46.4%となりオンライン派の38.4%を上回った。詳しい内訳を見たところ、オンライン説明会について「未経験」の人ほど対面希望が多くなる傾向となった。
さらに、面接で対面とオンラインのどちらを希望するかを聞いたところ、60.3%が「対面派」となり、オンラインの22.6%を大きく上回った。こちらも、オンライン面接の未経験者の方が、より対面希望の比率が高くなる傾向になった。
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