日本航空(JAL)傘下の格安航空会社(LCC)、ジップエア トーキョー(千葉県成田市)は9月7日、東京(成田)ーソウル(仁川)線を9月12日から貨物専用便として就航すると発表した。同社は、7月1日に旅客便としてソウル便を就航する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期を発表していた。旅客便としての運航が決まらない中、貨物輸送に一定程度の需要があると見込み、運航を決めた。
東京ーソウル線は週5往復で、主に韓国から日本経由で北米へ送られる機械部品などを運送する。関係当局の認可が取得できれば、旅客便の就航は9月の開始を目指しているという。帰国や赴任、出張など、ビジネス客の需要があると見込んでいる。
中長距離の国際線を運航するLCCとして18年7月に設立されたジップエアは、初の路線として5月14日に東京(成田)ーバンコク(スワンナプーム)線の就航を予定していたが、新型コロナウイルスの影響によって延期。6月3日に貨物専用便としてバンコク線の運航を開始していた。また同社は、10月25日にホノルルへの就航を目指し手続きを進めている。
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