ビックカメラがアウトドア専門店をオープン 家電と融合させた独自の販売スタイルとはコロナ禍でアウトドア市場に注目(2/2 ページ)

» 2020年10月08日 14時15分 公開
[昆清徳ITmedia]
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体験型の展示

 キャンプの様子をイメージできるように、テントや椅子などを一通りそろえた体験型の売り場があちこちにある。「ファミリーキャンプ」「ソロキャンプ」「冬キャンプ」「エントリーキャンプ」といったものだけでなく、コロナ禍で注目されている「ベランピング」(自宅のベランダや庭でアウトドア体験をすること)のコーナーもある。

椅子やテーブルなどをそろえた体験型の売り場があちこちにある

 店長の眞木内氏は「エントリー層からハイエンドまでを狙う」と意気込む。今後は、冬用のテントや夏用のテントだけでなく、暖房器具や扇風機といったものを組み合わせて季節感のある売り場を演出していく予定だという。

 ビックカメラは近年、さまざまな売り場を提案している。例えば、お酒の試飲カウンターを店内に設置し、アルコール類やつまみだけでなく、関連する家電を一緒に陳列している。

グランピングの提案
ソロキャンプの提案をする店長の眞木内氏
取り扱うブランドの一例
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