ヤフーは10月28日、副業として働く人材104人との業務を開始したと発表した。同社は7月から副業人材の募集を行っており、4500人以上の応募があったという。年齢は最年少が10歳、最年長が80歳。職業は会社員の他、医師、芸人、漫画家、主婦など幅広い層の人材を選んだ。
副業人材は、新しいメディアサービスの企画や戦略の立案を行う「アドバイザー」が101人、高い専門知識を使いシステムの改善業務を行う「テクノロジースペシャリスト」が3人。原則的に業務委託として、リモートワークで勤務する。
ヤフーはリモートワークを推奨しており、仕事の場がオンラインに移行したことが副業人材の活用につながった。「従来では交わる機会が得られなかった人材とともに、新たな事業やサービスにつながるイノベーションの創出」を目指すとしている。
ヤフーは同日から検索事業、社会貢献事業などに携わる副業人材を新たに募集する。
ヤフーの副業人材募集、真の狙いは――人材部門幹部に直撃
ヤフー、10月から正式に無制限リモートワーク 社外から「副業人材」募集も
データで「未来を予測する」戦略人事 Sansanが急成長の中、取り組んだこと
「週休3日」「副業容認」は各社各様 “柔軟な働き方”を手放しで喜べないワケ
オリエンタルランド「ダンサー配置転換」の衝撃――非正規社員を“犠牲者”にしないために、いま求められるものとは?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング