ヤフーは7月15日、自社の従業員を対象に無制限でのリモートワーク体制を10月から実施すると発表した。新型コロナウイルスの感染防止のため、既に在宅勤務体制を取っているが、今後は正式に制度化することで、働く場所と時間を継続的に選べるようにする。
加えて同社は、他社などで本業に従事している人材を、「副業」の形で自社でも受け入れる施策の募集を15日、開始した。第一弾として事業プランのアドバイザーなど約100人を受け入れる。同社は「従来の会社と個人の関係性に捉われない『副業としての当社への参画』を積極的に募集」する、としている。
ヤフーは2月以降、新型コロナ対策のため、「月5回」としていたリモートワークの制限を段階的に撤廃し、ほとんどの従業員が在宅勤務体制に入っていた。10月からは一時的な対策でなく正式に制度化する。同様に、フレックスタイム勤務のコアタイムについても撤廃する。
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