東急電鉄は11月16日、年末年始の列車運転について、大みそか深夜から元日朝にかけての終夜運転と運転時間延長を実施しないと発表した。12月31日と2021年1月1日は、通常の土休日ダイヤで運転する。
東急は、19年の大みそかには東横線で終夜運転を実施。12月31日深夜から1月1日早朝にかけて約10〜30分間隔で運転した。田園都市線では、大みそかの終電の繰り下げと元日の初電の繰り上げを実施し、運転時間を延長していた。
今年の年末年始は、12月30日〜21年1月3日の全日で、東急線全線が土休日ダイヤでの運転となる。
また、東武鉄道も12月31日深夜の臨時ダイヤ運転を行わないことをすでに発表している。例年は、大みそかの深夜に、年越し参拝輸送などを目的として終夜運転や終電繰り下げ・初電繰り上げを実施していた。今年は東武スカイツリーラインと東武東上線での臨時ダイヤ運転は実施せず、通常の土休日ダイヤとなる。
なお、1月1日〜3日の大師線(西新井〜大師前)については、西新井大師への初詣需要を見込み、午前10時頃から午後5時頃にかけて列車を増発する。
今年の年末年始は、新型コロナウイルスの影響で外出を控える人が増えると予想されることから、運転時間の延長をしないとみられる。この動きは業界に広がりそうだ。
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