新型コロナウイルス感染の第三波が深刻になりつつある昨今。東京都で警戒レベルの最高段階への引き上げが検討されるなど、再び外出自粛が叫ばれてきた。リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京・新宿)の消費者調査によると、直近にある11月の連休の予定について約半数の人が「出掛ける予定無し」と答えた。
調査は同社が11月13日に全国の20歳〜69歳の男女1100人にネット上で実施した。
まず、11月21日〜23日の連休の外出予定について聞いた(複数回答可)ところ、52%の人が「出掛けるつもりは無い」と回答した。9月の4連休(シルバーウイーク)時と比べほぼ横ばいの結果となった。
ただ、本調査後に札幌市で独自の外出自粛要請が決定したり、18日には東京都でコロナの新規感染者数が過去最多を記録するなど各地で警戒感がより高まっていることもあり、連休の実際の外出自粛傾向はより強くなる可能性もある。
外出予定として2位となったのは「ショッピング」で15%、他は「カフェ・食事処」(9%)に「ドライブ」(7%)と続いた。やはり長距離移動や人込みを避けた行楽が上がっており、「国内旅行」はわずか5%だった。
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