JR東海の子会社で東海道新幹線の車内販売などを手掛けるジェイアール東海パッセンジャーズは12月26日、「N700S アルミアイスクリームスプーン」を発売する。車内販売で人気のアイスクリームを少しずつ溶かしながら食べられる商品。東海道新幹線の車内限定で販売し、アイスクリームと一緒に購入するニーズやお土産需要を取り込む。
「N700S アルミアイスクリームスプーン」は、2020年7月に13年ぶりにフルモデルチェンジして導入した新型車両「N700S」のロゴマークと車両イラストをデザインした商品。かたいアイスクリームも少しずつ溶かしながらすくえるように、アルミ製にして、スプーンを持つ手から体温が伝わるようにした。
東海道新幹線の車内で販売している「スジャータアイスクリーム」は、スプーンが入らないほどカチカチに冷えていることで知られ、インターネット上などでは「シンカンセンスゴイカタイアイス」と呼ばれて親しまれている。室温で溶かしてから食べる、少しずつ削って食べるなど、“食べ方”が話題になることも多い。今回、車内販売を行う同社自らが食べ方の方法の一つを提案した形だ。
価格は税込600円。東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」の車内で販売する。
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