Tポイント・ジャパン(東京都渋谷区)は1月12日、モバイルTカードを提示して買い物をすると、Tポイントが2倍になるキャンペーンを実施すると発表した。コロナ禍で人との接触を控えた買い物が求められる中、買い物需要の喚起と加入者増を狙う。
モバイルTカードは、会計時に「Tポイントアプリ」やPayPay、LINEなどの対象アプリに表示されたバーコード画面を提示することで、ポイントが貯まるサービス。非接触でTカードと同様のサービスが利用できる。対象店舗はファミリーマート、ウエルシアグループ、TSUTAYA、ガスト、バーミヤン、吉野家、オートバックスなど全国約3万6000店舗。
キャンペーンを利用するには、特設サイトでのエントリーが必要となる。期間は3月31日まで。特典ポイントの上限は1カ月あたり最大1万ポイント、期間合計で3万ポイントとなる。
コロナ禍で外出機会が減る中、各企業が非接触決済を促したり販売促進につなげたりするため、ポイント還元キャンペーンを行っている。例えば、丸亀製麺では、NTTドコモが実施するコード決済「d払い」で支払いをした人を対象に、dポイントを追加で20%還元するキャンペーンを実施。牛丼チェーンの「松屋」を展開する松屋フーズでは、テークアウト予約サイトの「松弁ネット」を使った注文で、ポイントを20%還元するサービスを行い、テークアウト需要の取り込みに力を入れている。
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