登山・アウトドア用品専門店などを運営する好日山荘(神戸市)は1月21日、店舗を貸し切って買い物ができるサービスを開始すると発表した。新型コロナウイル感染拡大により人との接触が避けられる中、密にならないサービスとして展開する。
広報担当者によると、今回の貸し切りサービスは年配層をターゲットとしていて、オンラインショッピングなどに慣れていない人や、実際に商品を試したいお客の利用を見込んでいるという。同社のメインターゲットは40代前後で、登山愛好家は30〜60代が多いと話す。
対象店舗は、銀座好日山荘、池袋西口店、センタープラザ神戸本店の3店舗。受付人数は店舗によって異なり、銀座好日山荘は1日2組、池袋西口店は1日4組、センタープラザ神戸本店は1日3組となっている。各店舗営業前の1時間を利用してサービスを展開する。
好日山荘は2020年11月、物販からアウトドアの体験や情報までを取り扱うECモール「GsMALL」を設立し、デジタル対応を加速させている。広報担当者は「オンラインと同様に、実店舗での体験や価値を大切にしたい」とサービス開始の経緯を話す。
サービスの予約は、専用のWebサイト、もしくは電話で受け付けるとしている。
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