通信プラン変更・乗り換え検討中は37% 検討先トップのキャリアは?(1/2 ページ)

» 2021年03月15日 19時42分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は18歳から69歳の男女を対象に、3月における通信サービスの利用動向調査を実施した。

3月における通信サービスの利用動向調査。結果は?(写真提供:ゲッティイメージズ)

 携帯電話やスマートフォンを利用している3万7731人のうち、メインで利用する通信サービスのプラン変更や乗り換えを検討しているかを聞くと、「検討している」が37.0%、「検討していない」が63.0%だった。

以下リリースより

 プランの変更や乗り換えを「検討している」と答えた1万3962人を対象に、次の検討先を聞くと、「docomo(ahamo以外のプラン)」が最も多く24.7%、次いで「ahamo」が21.8%、「Rakuten UN-LIMIT」が18.1%となった。

 続いて検討先通信サービスを検討度が高い順から並べ、今使っている通信サービスと比較した。するとdocomo、au、SoftBankの新プランである「ahamo」の72.9%、「povo」の82.4%、「LINEMO」の76.6%は、現在利用しているキャリアからの移行検討だった。

 対象者4万人のうち、メインでスマホを利用している3万4489人のうち、支払っている月額料金が分からない回答者を除いたうえで、通信のみの月額料金を通信サービス別に聞いた。docomo、au、SoftBankユーザー2万1816人の料金は平均で6786円となり、Y!mobile、UQ mobileユーザー3544人は平均で3548円、MVNO(格安スマホサービスを提供している通信事業者)ユーザー3701人は2030円だった。

 次に、通信のみの月額料金の詳細を見ると、docomo、au、SoftBankユーザー2万1816人は「4000円〜5000円未満」と「5000円〜6000円未満」が12.4%だった。Y!mobile、UQ mobileユーザー3544人は「2000円〜3000円未満」が32.6%、MVNOユーザー3701人は「1000円〜2000円未満」が55.8%で最も多い結果となった。なお、料金に関する質問においてRakuten UN-LIMITは無料期間のため除いている。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.