家事代行サービスを手掛けるベアーズ(東京都中央区)は、JR東日本グループと連携し、沿線に住む子育て世帯の暮らしを手助けするサービスを始める。同社は首都圏を中心とした駅型保育園の開設や親子イベントなど幅広く取り組んでいる。JR東日本グループの子育て支援事業と連携し、地域の人々の快適性や利便性を高め、豊かな暮らしの実現を目指していく。
現在女性の社会進出や高齢化社会を背景に、家庭の家事負担を減らす家事代行サービスの市場規模は急速に拡大している。野村総合研究所によると市場は最大8000億円まで成長すると試算され、ベアーズのサービス利用件数も毎年20%伸びているという。
コロナ禍での在宅勤務によって自宅にいる時間が増えたため、豊かな暮らしや時間を重視する人が増加している。そこで同社は2021年春頃までに、JR東日本沿線に住む子育て世帯に対し、家事代行サービスやキッズ&ベビーシッターサービス、ハウスクリーニングサービスなどを提供することとした。
年末年始、春の新生活シーズンには、駅ビルの催事スペースなどで説明会などを開催する。また「利用してみたいが自宅にきてもらうのに不安がある」「どのように始めたらよいのか」などの相談に応えるほか、地域ニーズに合わせたキャンペーンも実施予定だ。
同社は「多様化する利用者のニーズをかなえ、忙しく過ごすお客さまが自分らしく過ごせる時間の創出に貢献していく」とコメントした。
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