作業服製造販売のアイトス(東京都台東区)は4月1日、ビジネススーツ型ワークウェア「アクティブスーツ」を発売すると発表した。ビジネスウェアのカジュアル化や、在宅勤務の定着などからスーツの売り上げが落ち込む一方、高機能ビジネスウェアの需要は高まっている。同社は製造業やビルメンテナンス、接客などさまざまなシーンでの着用を想定し、需要を取り込む狙い。
アクティブスーツには、特殊なはっ水生地「ミノテックストレッチ」を採用。水滴が転がり落ちやすい織り方とはっ水加工を施した。また、高いストレッチ性や透湿性を持たせ、衣服内の蒸れを軽減。清掃業など水を使う職種や屋外作業、急な雨にも対応できるようにした。
ジャケットにはポケットを11個取り付け機能性を高めた一方で、さまざまなシーンで着用できるよう、デザインにはすっきりとしたシルエットを採用した。
価格は「メンズジャケット」「レディースジャケット」共に1万6280(税込)で、男女兼用の「ストレッチパンツ」は8250円とした。色はジャケットはネイビーとブラック、パンツはベージュ、ネイビー、ブラックを用意。サイズはメンズがSS〜5L、レディースはS〜5L、パンツは3S〜6Lを展開する。
ここ数年、異業種からのビジネスウェア市場参入が相次いでいる。18年には、水道工事などを手掛けるオアシスライフスタイルグループの「オアシススタイルウェア」(東京都港区)が「スーツに見える作業着」を発売。21年2月にはワークマンも裏返せば作業服になるスーツを展開している。
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スーツに見える作業着「ワークウェアスーツ」 ブランド名を変更 ”ボーダーレス”の服を目指すCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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