傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営するNature Innovation Group(東京都渋谷区)は4月16日、山手線全30駅で傘シェアリングスポットの設置を完了したと発表した。乗降客が多い山手線全駅への設置でさらなる認知度の向上と利用客の増加を目指す。
2018年に12月にサービスを開始したアイカサは、QRコードを読み取って傘を借りるサービス。19年にはJR東日本スタートアップと資本業務提携を行い首都圏の主要駅を中心にスポットの導入を進めていた。
利用料金は24時間で1本あたり70円、月額280円の使い放題のプランも設定している。ビニール傘よりも安い金額で利用可能で、使用後は最寄りのスポットに返却できる点が評判となり、累計登録ユーザー数は合計12万人を超える。現在では、東京駅や新宿駅をはじめとした都内全域と関東、関西、福岡、岡山、愛知などでサービスを展開している。
同社は、山手線全駅での導入に合わせ3日分の無料クーポンを提供するサービスを開始すると発表。4月30日まで山手線30駅に設置している傘立てにクーポンコードを記載する。
月額280円で駅の傘「使い放題」なのに返却率は99% 設置場所が増えている「アイカサ」の正体
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