楽天証券は2021年12月期第1四半期(1-3月)の決算を発表した。売上高にあたる営業収益は、前年から37%増加して236億3400万円に、営業利益は45%増の56億3800万円となった。
口座数は20年12月に500万を突破。その後、3月には単月で25万口座を増やすなど急速に増加しており、3月末の口座数は572万2000口座となった。
直近の株式市場は世界的に好調であり、またコロナ過によって対面証券会社からオンライン証券へとユーザーが移行する傾向にある。ただし、それをうまく捉えられたかどうかは、証券会社によって異なる。
1-3月期決算未発表のSBI証券を除いた、5大ネット証券の営業収益について、20年1-3月と21年1-3月を比較すると、楽天証券の伸びが大きい。マネックス証券は22%増、松井証券は25%増、カブドットコム証券は3%増となった。
マネックス、利益5倍 仮想通貨事業が利益の半分に
楽天証券、3月の新規口座開設25万 SBIを猛追、野村を超えたか?
楽天証券、月間の投信積立額が350億円超に ”楽天投資エコシステム”が効果
今なぜ若者がインデックス投資? 流行の陰につみたてNISAとYouTuber
楽天証券、つみたてNISA口座が1年で倍増 109万口座にCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング