キッザニア、「リモートワーク」体験を提供 Zoomで映像クリエイターに：新しい学びの機会を提供

[ITmedia]

　子ども向け就労体験施設「キッザニア」を運営するKCJ GROUP（東京都中央区）は、映像クリエイターとしてリモートワーク形式でアニメーション編集の仕事が体験できる「アニメーションスタジオ」を提供すると発表した。コロナ禍で外出が制限される中、全国どこからでも参加できるオンラインの特性を活用したコンテンツを作成。子どもたちに新しい学びの機会を提供する。

キッザニア公式Webサイトより

　同コンテンツは3歳から15歳が対象で、オンライン会議システム「Zoom」を使用する。子どもたちは「映像クリエイター」として、キッザニアのスーパーバイザーやチームメンバーとリアルタイムにコミュニケーションを図りながら、専用の映像編集アプリを使ってチームで1本のアニメーションを完成させる。

「アニメーションスタジオ」を提供する（出所：プレスリリース）

　完成したアニメーションは、後日「キッザニア東京」（東京都江東区）、「キッザニア甲子園」（兵庫県西宮市）の劇場パビリオンで上映する。体験終了後に発行する「仕事完了メール」を来場時に持参すると、給料として「キッザニア」専用通貨「キッゾ」を受け取れる仕組みとした。

　4月29日から提供を開始し、料金は先行販売2530円、一般販売は2750円。なお4月29日から5月5日は1650円で提供する。

「Zoom」を活用する（出所：プレスリリース）

　同社は子どもたちの遊びや学びの場の需要が高まるゴールデンウィークを狙いコンテンツの提供を開始し、コロナ禍で外出が制限されるこどもたちの需要を取り込む。