若者の街として長く親しまれている東京・渋谷の景色が大きく変わろうとしている。渋カジ、ギャル系ファッションといったファッション文化を輩出してきた街に今、何が起きているのか。渋谷で起きているショップ動向から、渋谷に集う若者達の価値観の移り変わりについて見ていきたい。
ライザップグループ傘下のジーンズメイトが出店していた「JEM(ジェイ・イー・エム)渋谷店」(旧:ジーンズメイト渋谷店)が1月31日をもって閉店した。オープンから30年間、この地で営業していたジーンズカジュアルショップだ。
ジーンズメイトに隣接する「サカゼン渋谷店」も3月に閉店。インポート商品も取り扱っていたメンズショップだったが、こちらは34年間もの営業に幕を下ろすこととなった。両店とも2009〜12年に渋谷のジーンズカジュアルファッションの一端を、その昔宇田川町にあった「ライトオン」とともに提供してきた。
今、このエリアで多くの若者達に支持されているファッションショップはというと、スペインのインディテックスグループの「ZARA」「Bershka」そして「ジーユー」といった値ごろ感とファッショントレンドを前面に打ち出したショップだ。
ファミマのコスメは半年で30万本超の売り上げ セブンやローソンはどう対抗? コンビニが化粧品売り場に力を入れる理由
開店1カ月目で黒字達成 「24時間無人」の古着店 店員不在でも支持されるワケ
ユニクロ・ワークマン参入で危機 AOKIの“4800円スーツ”は起死回生の一手となるか
「エヴァ」コラボは3日でほぼ完売 コスメブランドが「コナン」や「ワンピース」とコラボするワケ
なぜゼブラの「ブレン」は2年間で1000万本売れたのか こだわったのは”気が付かないストレス”の解消Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング