宿泊施設やパチンコ店などを手掛ける光明興業(大阪市中央区)は、5月11日に「ファーストキャビン関西空港」の営業を再開することを発表した。
「ファーストキャビン」は、コロナ禍の影響で当時の運営会社が自己破産を申請。これを受けて直営5店舗は営業停止となり、負債総額は約37億円に上った。「ファーストキャビン関西空港」も20年4月より休業していたが、今回、光明興業が運営を引き継ぎ営業を再開する。
本ホテルは、関西国際空港第1ターミナルに直結する「エアロプラザ」3階にあり、早朝・深夜フライト利用客の宿泊や、フライトの乗り継ぎ時間に利用するデイユースプランなど、24時間利用が可能。ビジネスホテルとカプセルホテルの間の価格帯で、機能性を重視したキャビンのような設備となっている。
なお、羽田空港第1ターミナル内にある「ファーストキャビン 羽田ターミナル1」(運営:ファーストキャビンHD)も、約11カ月ぶりに4月23日から営業を再開した。
当面は空港勤務者をメインターゲットに、コロナ収束後の国内線利用客、さらに先のインバウンド客の需要を見据えている。
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