ドン・キホーテ(東京都目黒区)は5月10日、お菓子とお酒に特化した新業態「お菓子ドンキ・お酒ドンキ」を、東京駅直結の八重洲地下街に開店すると発表した。開店日は5月21日。コロナ禍で巣ごもり需要が高まる中、「家飲み」を楽しみたいといった消費者のニーズの変化に対応する。
八重洲地下街のメイン・アベニュー近くに出店する「お菓子ドンキ・お酒ドンキ」は、お菓子とお酒に特化した品ぞろえとなっている。アジアを中心とした輸入菓子と、リキュールやワインなどのお酒を取り扱う、ドン・キホーテ有するPPIHグループで初となる店舗だ。
「お菓子ドンキ」は、各国で人気があるお菓子を厳選した「ワールドイーツ」コーナーや、既存店舗で人気が高まっているアジアの輸入菓子を中心に取りそろえる。アミューズメント性のあるお菓子を集めたコ ーナーも設け、売り場ごとに異なる国・地域の商品を展開する。
「お酒ドンキ」では、希少価値が高い高額酒に加えて、洋酒やクラフトビール、若年層に人気の高いパーティードリンクなどのリキュール類を充実させた。このほか、珍味やおつまみも取り扱うとしている。
コロナ禍で外出自粛が呼び掛けられ、家飲みを楽しむためのお酒やお菓子の需要が高まっている。東京駅直結で主にビジネスパーソンや観光客に利用されている八重洲地下街に出店し、どれだけ売り上げを伸ばすことができるか、注視される。
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