ユニクロは、「ユニクロ 浅草店」(東京都台東区)を5月28日にオープンすると発表した。浅草エリアにあった既存店舗を閉店し、東京楽天地浅草ビル1階・2階に大型店として出店する。観光客や地域住民のニーズを取り込む狙いがある。
コンセプトは「Our Neighborhood!」。浅草の地元住民に愛される店舗、ともに成長していける店舗を目指すという。店舗を象徴するキービジュアルは、浅草の街を連想させる「千社札」がモチーフだ。
またPOPやポスター、パンフレットなどの広告物は、浅草で活躍する地元住民をキャストに迎え、それぞれの人を象徴する風景を背景に撮影。浅草の街並みや雰囲気が伝わりやすいビジュアルを意識した。そして浅草の人が日常生活でLifeWearを着こなし、おしゃれを楽しみたくなるようなイメージに仕上げた。
ユニクロ浅草オープンに向け、地元住民とのコラボレーション施策が続々登場する。第1弾は4月26日から「ジャンボめろんぱん」で有名な「浅草花月堂本店」とコラボする。ジャンポめろんぱんの包装紙を期間限定でユニクロ仕様にして販売する。
第2弾は人力車の「時代屋」「東京力車」とのコラボレーションだ。浅草の代名詞ともいえる人力車の車夫たちが4月30日から5月30日まで、ユニクロのロゴが入った法被を着用する。
上記以外にも近隣店舗でユニクロのロゴ入りコースターを使用したり、スタッフがTシャツを着用したりして、オープンに向けてさまざまな企画を実施していく。ユニクロは新型コロナウイルス感染拡大終息後を見据え、国内外から訪れる観光客の新たな観光スポットとして商機をつかむ。
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