SBI証券は6月15日から、米バンガード社のETFを組み入れた低コストインデックスファンド「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」および「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド」の提供を開始する。また、S&P500連動ファンドの名称を改訂し、「SBI・Vシリーズ」としてシリーズ化する。
全米の代表的な500銘柄を時価総額で加重平均したS&P500に対し、VTIはS&P500を含む米国株約3600銘柄へ投資する。小型株も含まれ、ほぼ米国市場全体への投資が行えるものとなる。
VYMは、全米国銘柄から大型株を中心に予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄で構成されたETF。FTSE High Dividend Yield Indexに連動する。直近で417銘柄から構成されており、配当利回りは2.83%とS&P500の1.4%に比較して高くなっている。
「SBI・Vシリーズ」は業界最低水準の信託報酬率となっており、「これまで以上に多くの個人投資家の資産形成をサポートできるようになる」(SBI)としている。名称改訂となるSBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、純資産残高が2000億円を超えてきており、VTIベース、VYMベースのインデックスファンドを新たに投入することで、さらに加速させる構えだ。
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