日本たばこ協会は、2020年度(19年4月〜20年3月)の紙巻きたばこ販売実績を公表した。それによると、1年間の販売数量は988億本となり、前年度から16.3%減少。直近30年間で初の1000億本割れとなった。
紙巻きたばこ販売本数推移
紙巻きたばこは、30年前の1990年度は3220億本が販売されていたが、96年の3483億本をピークに減少。2003年には3000億本を下回り、11年には2000億円を割っていた。
直近1年間の販売数上位銘柄は、トップが「セブンスター」の42億本(シェア4.3%)。2位以降、「メビウス・ワン・100'ボックス」「セブンスター・ボックス」「メビウス・スーパーライト」と続く。輸入紙巻きたばこのトップは「ケント・1・100・ボックス」の15億本だった。
紙巻きたばこ上位20銘柄の販売実績
うち、輸入紙巻きたばこ上位10銘柄の販売実績
フィリップモリス、10月1日にたばこ値上げ 全101銘柄
フィリップモリスジャパンは8月21日、加熱式たばこと紙巻きたばこなど101銘柄の値上げを認可申請した。許可が得られた場合、10月1日に値上げを行う。値上げ幅は、20円〜50円。
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電通が史上最大の巨額赤字……高くついた「のれん代」の恐ろしさ
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資産1億円以上の富裕層、132万世帯に増加 2005年以降最多に
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