養命酒製造が6月10日に「若者世代とリタイア世代のコロナ疲れ」調査を発表した。「コロナ禍のストレス発散にお金を使っている」と回答した若者世代は7割、リタイア世代で約6割にのぼったことが分かった。
多くの人がコロナ疲れに悩んでいる(画像提供:ゲッティイメージズ)
「コロナ疲れを感じているか」尋ねたところ、「感じている」と回答した割合が若者世代では70.8%、リタイア世代は64.6%となった。男女・世代別にみると、最もコロナ疲れを感じているのは若者世代の女性(76.4%)で、最も低い割合はリタイア世代の男性(58.8%)だった。しかし、両世代とも半数以上がコロナ疲れを感じていることから、コロナ禍の非日常にイライラや不満を募らせている人が多いといえる。
両世代で半数以上がコロナ疲れを感じている(養命酒製造調べ)
コロナ疲れの要因(複数回答)を聞いたところ、両世代で「マスクの着用」(若者世代:36.0%、リタイア世代:42.4%)「外出時間の減少」((同34.4%、43.8%))「友人と会う機会の減少」(同30.6%、42.4%)がTOP3となった。そのほかに若者世代では「スマホ利用時間の増加」や「収入の減少」、リタイア世代では「新型コロナワクチン接種ペースの遅さ」など世代特有の悩みが挙がった。
マスクや外出規制にストレスを感じる(養命酒製造調べ)
新型コロナウイルスが日本で猛威を振るいはじめてから既に1年以上が経過した。「コロナ慣れを感じている」と回答した割合は若者世代では7割強、リタイア世代で5割にのぼった。両世代に共通して、コロナ疲れを感じている人ほどコロナ慣れしている割合が高いことが分かった。
コロナ疲れしている人ほどコロナ慣れしている傾向に(養命酒製造調べ)
コロナ禍のストレスを発散するためにお金を使っているか聞いたところ、「使っている」と回答した人の割合が若者世代は67.2%で、リタイア世代(56.0%)よりも11.2ポイント高い結果となった。1カ月の消費平均額は若者世代が8360円、リタイア世代で1万739円となった。
両世代とも5000〜1万円未満が最多(養命酒製造調べ)
調査は5月21日から24日に、インターネットで実施。全国の20〜34歳の若者世代500人と65〜79歳のリタイア世代500人の合計1000人を対象とした。
「テレワーク導入せず」5割超 導入に反対する年代は?
政府が掲げる「出社7割減」達成にはほど遠い調査結果が出てしまった。週3日以上が在宅勤務とテレワーク中心の働き方ができている人はたったの14%にとどまる。日本企業でテレワークが定着しない理由とは?テレワーク率を高めるためにはどうすればいいのか、見ていきたい。
希望退職者数が1万人超 募集人数が最も多い企業は?
新型コロナウイルスの長期化で希望退職者が増加している。6月3日時点で募集を呼び掛ける上場企業数は50社にのぼった。2020年よりもハイペースだ。最も多くの希望退職者を募集している企業は?業種別ではどうなっているのだろうか?
三菱地所が開発 キッチンと洗面台の合体で居室スペースを拡大
三菱地所レジデンスが水回りの省スペース化を狙い、キッチンと洗面台が合体した住設機器を開発した。新型コロナウイルス長期化によるテレワークの影響で居室スペースの広さを意識する人が増加したことが開発のきっかけとなった。キッチンと洗面台が合体した姿は?実際に居室スペースはどれくらい広くなる?
NTT東日本、コーンテック AIカメラで豚の最適な出荷時期を判断
コーンテックはNTT東日本と連携し、AIカメラで豚のベストな出荷時期を見極める実証実験を開始した。畜産業は熟練者の経験や勘に左右されることが多く、ノウハウの継承などが難しい業界だった。今回の実証実験が畜産業の効率化・省力化や知見の継承を推進する一歩となるか。
富裕層向け老人ホームが西麻布に 食事は帝国ホテルが提供
高級老人ホームが2024年秋に開業予定だ。ラウンジやライブラリー、スパ、フィットネスなどの施設は当たり前。プライベートガーデンやお茶や軽食が楽しめるティーパビリオン配置まで計画しているという。食事は帝国ホテルと連携する。今後も盛り上がりが期待されるシニア市場に乗り出す富裕層向け老人ホームの気になる内装や設備とは。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.