ローソンではもうひとつ、ファンケルグループが手掛ける普段使いコスメシリーズを販売している。20年3月に発売したローソン初の化粧品のプライベートブランド(PB)「ナチュラルローソンスキンケア」は、ファンケルグループのODM、ニコスタービューテック(横浜市)が開発・製造を行っている。ナチュラルローソンスキンケアは国内約1万4600店舗のうち、8割ほどで販売している。
すでに化粧品を多数販売するローソンがPBとしてスキンケアの展開に至ったのは「ローソンだからこそ提供できる、お客に寄り添った商品開発をしたい」との思いからだという。そこで目をつけたのが、新型コロナ以前から成長していた“無添加化粧品”だ。
需要が高まる一方で、高価なイメージや、新しいブランドへの切り替えハードルの高さなど課題があった。そこで無添加に加え「手に取りやすい価格とデザイン、量・日ごろのケアに1品プラスしやすい」ことをコンセプトに開発。
そのため全5商品はいずれも普段使用するアイテムに追加できる商品で、「NL クレンジングジェル」(900円)や「NL塗って寝るパック」(900円)など手頃な価格を実現している。
バブルの名残 温泉街の「大型施設」が廃墟化 鬼怒川と草津の違いと「大江戸温泉物語」の戦略
「美白」や「はだいろ」が消える 日本は世界の動きについていけるのか
ファミマのコスメは半年で30万本超の売り上げ セブンやローソンはどう対抗? コンビニが化粧品売り場に力を入れる理由
“日本一の朝食”を出す函館のホテル 宿泊客数を抑えてまで守ったモノとは?
ユニクロ・ワークマン参入で危機 AOKIの“4800円スーツ”は起死回生の一手となるかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング