花王は6月24日、ヘアカラーとヘアマニキュアの全製品について、店頭の毛束色見本の提供を10月以降、終了すると発表した。これにより、多い年では年間約56トン使っていたプラスチックの削減を見込む。
代わりに、AR(拡張現実)技術を活用した髪色シミュレーションを導入する。店頭POPや商品パッケージの裏面のQRコードをスマートフォンで読み取ると、自分の顔に髪色のイメージを重ねられるサービスだ。
同様の取り組みは、2020年10月に発売した「ブローネ ルミエスト」シリーズで先行して実施。花王によると、導入直後から好評だったため、環境配慮の観点から他の製品にも拡大するという。
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