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調査リポート
» 2021年06月28日 21時13分 公開

上半期の食トレンド大賞は「マリトッツォ」 下半期の予測は?(1/2 ページ)

2021年上半期の食トレンド大賞は、SNSを中心に話題になった「マリトッツォ」だった。下半期の予測は?

[秋月かほ,ITmedia]

 トレンダーズ(東京都渋谷区)が運営する、食トレンドや食卓アイデアを発信するWebメディア「おうちごはん」は、「2021年上半期食トレンド大賞&下半期予測」を発表した。その結果、上半期の食トレンド大賞は、SNSを中心に話題になった「マリトッツォ」だった。

2021年上半期食トレンド大賞 2021年上半期食トレンド大賞(以下リリースより)

 「マリトッツォ」は軽い食感のパンに生クリームが入った食べ物だ。ヒットの理由としては、キャッチーな見た目に加え、パンと生クリームの組み合わせで味わいが想像しやすいこと、身近な材料で手作りができることなどが影響したと考えられる。

 そのほかにも、毛糸玉のような見た目の「ウールロールパン」や、「折りたたみキンパ(韓国風海苔巻き)」が話題になった。20年は新型コロナウイルスの感染拡大により見通しが立てづらい中で、”日々の食を楽しみたい”という風潮が反映されている様子が見られた。21年もその傾向は継続し、見た目を重視したメニューが注目を集めている。

 またビジュアルを重視したいわゆる「SNS映え」のメニューが多く登場した一方で、ここ数年注目されてきた食習慣やアイテムの市場が大きく拡大。昨年から話題を集めていたオートミールはレシピ本が続々と発売され、食品メーカーからのアレンジレシピの発信も目立った。

 ヴィーガン市場では、オーツ麦を使用したオーツミルクといったアイテムが拡充され、専門店も登場。フレキシタリアンなどの関連ワードとともに「おいしいヴィーガン」の認知が拡大した。ヴィーガンはこれまで日本においては健康志向の一環として捉えられる傾向があったが、環境意識の高まりを受け、「自分ができることから少しずつ」という文脈で環境のためにと取り入れる人も目立った。

2021年上半期トレンドスコアランキング 2021年上半期トレンドスコアランキング

 トレンダーズは自社開発したツール「Trend Topics」を使用し、SNS(Twitter、Instagram)での言及数や、その推移を元に特定のキーワードの盛り上がり状況を分析。21年上半期の飲食カテゴリーのキーワードを、独自のトレンドスコアによりランキング化した。

 その結果、1位を獲得したのは「マリトッツォ」だった。2位は「発酵食品」、4位「大豆ミート」、6位「コンブチャ」となり、健康志向の高まりが感じられる結果になった。同時に上位10 位のうち飲料が半数を占め、飲料に関する注目度の高さもうかがえる。

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