上半期の食トレンド大賞は「マリトッツォ」 下半期の予測は？（2/2 ページ）

[秋月かほ，ITmedia]

下半期の食トレンドは？

　21年上半期はビジュアルが印象的なメニューに加え、新たな食習慣やそのための食材・メニューが注目を集めた。また、自宅時間の増加・継続によって、さまざまなドリンクが話題になった。こうした傾向を踏まえ、「おうちごはん」では21年下半期の食トレンドのキーワードを、「食材」「メニュー」「ドリンク」の3カテゴリで予想した。

2021年下半期食トレンド予測

　食材カテゴリでは料理やスイーツの主役食材としての人気が高まっている「ピスタチオ」や、健康志向が高い人からの注目度が高い「低GI食材」、特に栄養価と汎用性が高い「ひよこ豆」が話題になると予想している。

　次いでメニューカテゴリでは台湾屋台の定番グルメであり、鶏むね肉をまるごと1枚揚げた顔よりも大きいともいわれる唐揚げ「大鶏排（ダージーパイ）」や、世界的に話題になっている「プラントベースド外食店」がトレンドになるのではないかと予測。

　ドリンクカテゴリでは季節のハーブやフルーツを生のままシロップに漬け込んだ「コーディアル」や、アルコール度数が0.5％〜2％程度と低い「低アルコール飲料」がトレンドになり、今後盛り上がるのではないかと予想した。

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