2021年のサラリーマンのお小遣い額は? 昼食代は男女ともに増加男性は減少

» 2021年06月30日 11時20分 公開
[ITmedia]

 2021年のサラリーマンのお小遣い額は? 新生銀行が20〜50代の有職者2718人を対象に実施した「サラリーマンのお小遣い調査」によると、男性会社員のお小遣い平均額は3万8710円で、20年調査より709円減少した。

お小遣い

 同社によると、近年の男性会社員のお小遣い額は、1年ごとに増加と減少を繰り返しており、金額で大きな変化は見られないという。年代別では、20代・30代で増加し、40代・50代は減少するなど、世代間で差が出る結果となった。

 この1年間のお小遣い額の変化では、「アップした」が6.4%(20年調査:7.0%)、「ダウンした」が13.3%(同8.5%)と、ダウンした人の割合が昨年よりも多い結果となった。

お小遣い お小遣いの平均額(新生銀行調べ)

 一方、女性会社員のお小遣い額は昨年より544円上昇し、3万4398円だった。19年から2年連続で増加しているものの、増減幅は男性会社員よりも小さく、15年からほぼ横ばいの状況が続いている。年代別では20代が減少し、30代・40代は増加した。

昼食代は、男性会社員・女性会社員ともにやや増加

 男性会社員の1日の昼食代は649円だった(前年比64円増)。2年連続の増加となり、直近10年で最高値となった。女性会社員は590円(同7円増)で、男性会社員同様2年連続の増加となった。しかし増減の幅は17年以降10円以内にとどまっており、大きな変化は見られない。

お小遣い 昼食代の平均(新生銀行調べ)

 お小遣いの使いみちは、男性会社員は「昼食代」(46.7%)、女性会社員は「携帯電話代」(36.1%)が最多となった。

 また、お小遣い不足時の対応は、男性会社員の場合「使わずに我慢する」(65.3%)が最も多く、「預貯金を取り崩す」(21.0%)、「家計から捻出する」(14.3%)と続いた。

 調査は4月16〜19日にインターネット上で実施。20〜50代の男女2718人が回答した。

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