JAL、「航空サブスク」実証実験 3万6000円で3往復とホテル3泊ニーズの検証とデータ収集

» 2021年07月29日 17時42分 公開
[らいらITmedia]

 日本航空(JAL)は宿泊および賃貸運営業を展開するKabuK Style(長崎市)と提携し、「航空サブスクサービス」の実証実験を始めると発表した。8月1日から参加者300人の募集を開始する。ワーケーションや多拠点居住の需要を喚起し、移動促進による地域活性化を狙う。

航空サブスクサービスを実証実験

 対象はKabuK Styleが運営する宿泊サブスクリプションサービス「HafH」の会員。3万6000円の追加料金で、3往復分の航空券と3泊分のホテル宿泊の権利を付与する。羽田ー那覇など羽田発着の10路線が対象で、対象路線ごとに指定のホテル1泊分を提供する。

 出発日は8月23日から11月23日までで、復路は11月30日までの帰着が条件となる。2泊目以降はHafHを利用することも可能。今回の実証実験では、新たな移動需要創出に向けたサービスを展開するため、ニーズの検証とデータ収集を進めるとしている。

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