連日メダルラッシュが続く東京オリンピック。日本代表選手団の公式服装を手掛けたAOKIが展開する「東京2020公式ライセンス商品」の売り上げが好調だという。オーダー、既製、レディースアイテムを含む、シリーズ累計で3万着を販売した。
東京2020オフィシャルサポーターとして活動する同社。全国の店舗で公式ライセンス商品を取り扱っているが、日本選手団の活躍により受注が急増している。
特に、公式服装と同じ思いで仕立てたとする「東京2020オリンピックエンブレム ストレッチウォッシャブルスーツ」は開催前と比較し約1.2倍の売れ行きとなり、同社のオンラインショップランキングでも連日TOP10入りしているという。
表地にはストレッチ素材を使用し、スポーツウェアのような動きやすさと快適性を持たせた。また裏側は、オリンピックのシンボルカラーであるイエローを配したエンブレムや公式ライセンス商品のタグを付け、特別感を演出。肩裏部分にはパワーネットを施し、動きやすさを追求した。
価格は4万2900円からで、スーツはメンズ・レディースあわせて9種類を用意。また6月からは、「東京2020オリンピックエンブレム アクティブジャケット」(9999円)も展開している。
同社は、7月23日の開会式で日本選手団が着用した公式服装を担当。オリンピック、パラリンピックの選手団約1600人分の採寸をしたことでも話題となった。
売り切れ続出の「ファミマソックス」はなぜ誕生したのか 目指したのは“雨でぬれた時に買う”商品からの脱却
AOKIの”4800円”スーツが好調 「パジャマスーツ」は世界各国から注文が
”4800円スーツ”の次は「ビズポロ」 AOKIや青山から新製品続々
なぜ洋服の青山は、スナックのママを“AI化”したのか
ユニクロ・ワークマン参入で危機 AOKIの“4800円スーツ”は起死回生の一手となるかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング