ライフアカデミア(神奈川県秦野市)は「仕事の日・休日の平均睡眠時間」「理想の睡眠時間」「職業別の平均睡眠時間」についてのアンケート調査の結果を発表した。
その結果、社会人の「仕事がある日」の平均睡眠時間は6時間台が最多、「休日」の平均睡眠時間は、7時間台が最多、理想的な睡眠時間は8時間台が最多、職業別の睡眠時間はほとんどの職業で6時間台が最多となった。
仕事がある日の平均睡眠時間は、6時間台と答えた人が48.2%でトップに。次いで、7時間台(22.4%)、5時間台(18.2%)と続く。7時間未満と答えた人をすべて合計すると71.3%にのぼり、仕事がある日の社会人の睡眠時間は、短めの傾向だ。
休日の平均睡眠時間は、7時間台がもっとも多く38.1%。次いで、6時間台(23.4%)、8時間台(22.4%)となった。一般的に休日のほうが睡眠時間を確保しやすく、仕事がある日の睡眠不足を休日で補おうとしている様子がうかがえる。
理想的な睡眠時間では、トップの8時間台(42.5%)と僅差で次点となった7時間台(41.1%)を合計すると、89.1%に。多くの人が理想と現実の睡眠時間にギャップがあることが分かった。
職業別の平均睡眠時間でも、ほとんどの職業で6時間台がトップに。極端にサンプル数が低く、データの信頼性が低い公務員、経営者・役員を除くと、仕事がある日に7時間以上眠れている人は、多くても3割ほどにとどまっている。
経済協力開発機構(OECD)が発表している国別の平均睡眠時間調査では、33カ国中、日本がワースト1位で7時間22分。国によって調査時期が異なるため、明確な比較ではないが、かなりの日本人が睡眠負債を抱えているといえそうだ。
調査は、21年7月24日〜7月27日にクラウドソーシングサイト上で実施。クラウドソーシングサービスに在籍している社会人593人が回答した。
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