オープン1週間で満室! 在宅勤務の20代がソーシャルアパートメントを選ぶワケ現地を取材(1/7 ページ)

» 2021年06月27日 08時00分 公開
[小林香織ITmedia]

 株式会社グローバルエージェンツ(東京都渋谷区)が5月末にオープンした隣人交流型賃貸住宅(以下、ソーシャルアパートメント)「ネイバーズ鷺沼」(賃料5万7000円〜7万5000円、2年プラン適用時/管理費・水道光熱費別)が、コロナ禍で好調な動きを見せている。開業2カ月前から集客を開始したところ、約180件の問い合わせを集め、オープンして1週間後には全60室が満室に。住民の多くは20代のリモートワーカーだ。

 同社はネイバーズ鷺沼を含め全49棟のソーシャルアパートメントを運営しているが、直近2年間でオープンした同規模の都内近郊の物件と比較して、もっとも早く満室になったという。

カジュアルな雰囲気の共用ラウンジ「Dine & Communicate」(筆者撮影)

 物件全体の入居率は数年前と比較して3%ほど下がっていることを踏まえると、この物件が抜きん出て人気が高いことがうかがえる。なぜ、ネイバーズ鷺沼が働く若手に選ばれているのか。現地を訪れ、営業担当の高橋紗代(たかはし・さよ)さんに聞いた。

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