「バイトテロが発生した店には行きたくない」9割 不誠実に感じる対応は？（1/2 ページ）

[らいら，ITmedia]

　バイトテロが発生した店舗には、93.7％の人が「行きたくない」――。店舗の集客支援サービスを展開するエフェクチュアル（東京都港区）は、全国の10〜40代の男女332人を対象に、7月26日から28日までの間、バイトテロに関するインターネット調査を実施し判明した。

バイトテロが発生した店舗には、93.7％の人が「行きたくない」と回答

　アルバイト従業員が勤務先の店舗でいたずらや悪ふざけを撮影し、その様子をSNSに投稿する「バイトテロ」。企業のブランド毀損や風評被害につながるとして、SNSが普及した約10年前から社会問題となっている。

　調査によると、「SNS上でバイトテロに関する投稿を見たことがありますか？」との質問には、31.3％が「ある」と回答。その中でも「動画」が最も多く、23.2％を占めた。

「SNS上でバイトテロに関する投稿を見たことがありますか？」との質問には31.3％が「ある」と回答した

　「ある」と答えた人のうち、最も多いSNSは「Twitter」（41.5％）で、次点の「YouTube」（30.1％）と合わせると7割に及んだ。Twitterは拡散性が高く、他のSNSに比べて幅広い年齢層に利用されていることから、バイトテロを発信しやすく、ユーザーも目にする機会が多いSNSであると考えられる。

バイトテロを見た最も多い媒体は「Twitter」で41.5％

　また、93.7％がバイトテロが発生した店舗に「行きたくない」と回答。バイトテロの発生はユーザーの来店意欲を著しく下げ、集客に大きな影響を及ぼすことが分かった。

93.7％がバイトテロが発生した店舗に「行きたくない」と回答