「バイトテロ発生時の企業の対応で、一番不誠実だと思うもの」で最も多かった回答は「事実の隠蔽(いんぺい)」で6割近くに達した。次いで「対応の遅さ」(22.9%)、「説明が二転三転している」(9.6%)と続き、初手の対応の悪さが企業への信頼低下につながることがうかがえる。
その一方、「直近でSNSに関する研修を勤務先で受けたことはない」と答えた人は75%にのぼり、多くの企業がバイトテロ防止策に着手できていない様子が見て取れた。
バイトテロは来店客数や売り上げの減少に直結し、営業停止や閉店に追い込まれる場合がある。しかし一方で、バイトテロ発生後の対応によっては、企業ブランディング向上につながるケースもある。企業には未然に防ぐための従業員教育や、バイトテロ発生を想定したうえでの施策が求められている。
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