VIE STYLE、脳波と音楽を活用しサウナで「ととのう」プロセス可視化へ：Hoppin’ Sauna

[ITmedia]

　耳から脳波が測れるイヤホンを開発するVIE STYLE（神奈川県鎌倉市）は8月24日、サウナで“ととのう”プロセスを可視化するシステムの開発を開始したと発表した。KDDI総合研究所などが進める「FUTURE GATEWAY（フューチャーゲートウェイ）」プロジェクトの一つである「Hoppin’Sauna」に参画し、労働生産性の向上や、医療費抑制への貢献を目指す。

ととのうプロセスを可視化（画像はイメージ）

　近年サウナは、心身のコンディショニングの場として注目されていて、「ととのう」といった言葉も定着している。Hoppin’Saunaでは「いつでもどこでも、呼べばサウナがやってくる」をコンセプトに移動式サウナの開発に取り組んでいる。

　日本サウナ学会代表理事である加藤容崇氏の監修のもと、VIE STYLEが開発するイヤホン型脳波計「VIE ZONE」などを活用して、“ととのう”プロセスを可視化。さまざまなデータをサイバー空間（仮想空間）上で分析し、その結果をフィードバックすることで、フィジカル空間（現実空間）を最適化した「サイバーフィジカルシステム型サウナ」の構築を推進するとしている。

イヤホン型脳波計「VIE ZONE」（出所：プレスリリース）

　外気浴スペースには、高解像度ディスプレイを設置し、サウナの聖地や景勝地などを高精細映像として投影する。音や風を高い臨場感で音や風を再現し、“ととのう”効果の違いについても検証も進めるという。

（出所：プレスリリース）