「下北線路街」に30分500円から利用できるホテル誕生! ビジネスや長期ニーズにも対応9月16日開業(1/2 ページ)

» 2021年08月29日 09時00分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 GREENING(東京都渋谷区)は9月16日、再開発が進む「下北線路街」に新ホテル「MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWA」を開業する。30分500円から利用できる客室時間貸しプランのほか、ビジネス支援、多拠点居住・旅行など、長期利用にも対応したサービスを提供する。

ホテル外観夕景

 下北線路街は、小田急線「東北沢駅」から「世田谷代田駅」の地下化に伴い誕生した下北沢地区の線路跡地。全長約1.7キロの街に飲食店や商業施設、大学キャンパスなどさまざまな施設がオープンしている。

 MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWAは、小田急線、京王井の頭線「下北沢駅」から徒歩6分、小田急線「東北沢駅」から徒歩2分の場所に誕生。客室は全60室、収容人数は120人。

ホテルロビー。設計およびデザインは、ジェネラルデザイン一級建築士事務所が担当

 ワンコインから使える客室時間貸しプラン「MUSTARD HOTEL DAYTIME PLAN」は、8月27日に専用サイトで予約受付を開始した。利用時には、プロジェクターやPC、音響機器などの備品レンタルにも対応する。

 パーティーや映画鑑賞、休憩、昼寝、会議や集中作業のワークスペース、テレワークやオンライン配信、パーソナルサロンなど、さまざまな利用を想定している。

 小規模単位で事業を展開するパーソナルビジネス向けに、会員サービス「MUSTARD HOTEL CULTURE CLUB」も提供する。利用料を得ない代わりに、フリーランスや小規模事業者がホテルを活用して得た売り上げを、双方でシェア。定期的な客室提供や会員間の情報提供、送客を行い支援することも計画しているという。

客室マスタードデラックス
客室マスタードデラックスバルコニー
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