在留外国人専門の賃貸仲介・総合サービスを提供するアットハース(東京都千代田区)は、2500人を超える在留外国人の賃貸仲介の実績を元に、在留外国人における賃貸の実態調査し、その結果を発表した。
外国籍契約者は「家賃滞納リスクが多そう」「入居後のトラブルが心配」といったマイナスイメージを想像する人が多いかもしれないが、実態はどうなのだろうか。
「大家が在留外国人を敬遠する理由」を調べたところ、1位は「トラブルになった時の対処」(65%)だった。これは使用言語に関係する問題で、トラブルや緊急時のコミュニケーションを懸念する大家が多いものと推測される。
続く2位は「家賃滞納・未払いのリスク」(61%)、3位は「生活ルール・日常でのトラブルリスク」(59%)という結果になった。
次に在留外国人と日本人の賃貸に絡む比較として「入居審査通過率」を調査したところ、「在留外国人」は61.4%、「日本人」は83.2%。入居審査通過率は日本人のほうが高く、在留外国人にとっては「希望する暮らし」を手に入れることは容易ではないことがうかがえた。
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