9月6日の東京株式市場は大幅に続伸した。TOPIX(東証株価指数)は連日年初来高値を更新し、2041ポイントで引け、バブル期の1990年8月21日以来の高値更新となった。
日経平均は前日終値から531円上昇して2万9659円で引けた。2月に3万円を超えた後、8月20日には2万7000円台まで下落していたが、菅義偉首相の退陣を受けて、新政権への政策期待が高まり、連日の上昇が続いている。
米国では3日発表の非農業部門雇用統計が、市場予想を大きく下回ったことを受けてダウ平均株価は下落。ただし3万5000ドル台は年初から約17%の上昇であり、高値圏での推移が続いている。また、ハイテク銘柄の多いナスダック総合指数は年初来21.8%の上昇。週末3日は1万5363ポイントと過去最高値を更新している。
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