転職市場で「年収1000万円以上のポジション」の求人が多いのは、どの業種なのだろうか。転職サイトを利用している転職コンサルタントに聞いたところ、「IT・インターネット」であることが、エン・ジャパン(東京都新宿区)の調査で分かった。
直近で年収1000万円以上のポジションの採用は増えているかを聞いたところ、65%が「増えている」(増えている:16%、どちらかと言えば増えている:49%)と回答。2019年の同調査と比較すると「増えている」(2019年:56%)は9ポイント上昇した。
「年収1000万円以上のポジションの採用が増えている、どちらかといえば増えている」と回答した人に、年収1000万円以上のポジションの採用が多い業種を聞くと、1位は「IT・インターネット」(65%)。2位「コンサルティング」(37%)、3位「メーカー」(34%)と続いた。
職種で多いのは「経営・経営企画・事業企画系」(71%)や「コンサルタント系」(45%)、「技術系」(44%)。企業タイプは「大手企業」(52%)が1位だった。
年収1000万円以上のポジションを募集する背景には、「既存事業の拡大を目指したマネジメントポジションの募集」(62%)、「既存事業の拡大を目指したスペシャリストの募集」(54%)、「新規事業の拡大に伴う経験者の採用」(41%)などが上位に挙げられた。
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