10月1日の日経平均株価は、前日から681円59銭安の2万8771円07銭と大幅に下げた。下落は5日連続。菅義偉首相が総裁選不出馬を表明する直前の9月3日の株価を下回った。
新たに日経平均に組み入れられた3銘柄もいずれも下落。特に任天堂は8.73%下落して5万円を割り、4万9570円となった。キーエンスは3.01%安の6万4980円、村田製作所は5.44%下がって9397円だった。
日経平均下落の要因には、前日の米国株下落もある。中国恒大の債務危機、米連邦債務の上限問題やサプライチェーンの混乱、長期金利上昇などもあり、ダウ平均株価は546ドル下落し、1.6%安。一カ月で4.16%の下落となった。S&P500も1.19%下落し、9月一カ月間の下落幅は4.79%に達した。
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