三井住友カード(東京都江東区)は、同社が保有するキャッシュレスデータをもとに、2019年から21年における消費の伸び率から作成した「キャッシュレスデータで見る、2021年ヒット消費番付」を発表した。
リアル店舗、オンライン両方で横綱となったのは「生鮮食品」で、リアル店舗では+142%、オンラインでは+160%の伸び率だった。コロナ禍における外食自粛の影響で巣ごもり消費が増加し、特にオンラインによる食品宅配サービスの利用が伸長した。
大関はリアル店舗が「ペット関連」(+120%)、オンラインが「映画・動画」(+107%)だった。こちらもステイホームによる巣ごもり消費の影響で、決済金額が増加した。
関脇はリアル店舗が「コンビニ食品」で+74%の伸び率だった。同社の分析によると、生鮮食品は19年から20年に伸長した一方、コンビニ食品は20年から21年に大きく伸びたことが判明。ステイホームによる中食需要や、コンビニスイーツの流行などが伸び率に寄与した。一方、関脇のオンラインには「ホビー・娯楽品」(+71%)がランクインした。
小結はリアル店舗が「飲食店テイクアウト」(+63%)、オンラインが「アプリ課金」(+64%)で、「おうち時間」を充実させるための消費活動が活発だったことがうかがえる。
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