東京・武蔵小金井のドン・キホーテ店内に「セルフ脱毛スペース」誕生 なぜドンキに?12月中旬にはイオンに

» 2021年11月04日 17時28分 公開
[ITmedia]

 セルフ専用脱毛器や美容機器を販売するSTARTONE(千葉県木更津市)は10月27日、東京都小金井市の「MEGAドン・キホーテ 武蔵小金井駅前店」に男性用のセルフ脱毛スペースをオープンした。日々の買い物の導線上に店舗を出店することで、メンズ脱毛のハードルを下げ集客につなげる狙い。

STARTONEはドンキ店内に男性用脱毛スペースをオープンさせた(画像:以下、リリースより)

 ハンディタイプの家庭用脱毛器などが増えている中、どのように差別化していくのか。広報担当者は「家庭用はパワーが弱いので、効果が実感しにくいことがあります。当社が提供する業務用は家庭用よりも出力が大きい点が強みです」と説明した。

 セルフ脱毛のため、気になる部位を自分で施術することができる。扉は内側から施錠可能ですりガラスになっているため、デリケートゾーンなどの施術も可能だという。照射時に光や熱を発するため、まぶたや唇など関係で脱毛できない部位もあるが、ほとんどの箇所が可能だという。

セルフ脱毛形式を採用

 利用形態は時間制かショット制から選択できるようにした。時間制は5分(2750円)、10分(4950円)、20分(8250円)、30分(1万1000円)の4パターンを用意。ショット制は、50ショット(1100円)、100ショット(1980円)、300ショット(5940円)となっている。

 ボックス内は無人だが、スタッフが常駐しており脱毛のカウンセリングを実施する。また、施術ルームも用意しており、自分でやりたくない人はスタッフに依頼することも可能だという。その場合の費用は1部位2500円〜。

5分2750円〜となっている

 武蔵小金井駅前店のMEGAドンキには、床屋やマッサージ店などが出店しており、「買い物のついで」を訴求しやすい環境だという。12月中旬に関東圏内のイオンモールに2店舗目のオープンを予定している。男性の「スタッフに施術してほしくない」「気軽に脱毛したい」という潜在ニーズに応えていく。

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