石垣市の給油所によると、市内では10月に入ってから1リットル189円で高止まりしている。給油所の女性従業員は軽自動車の満タン料金が5千円を上回るケースもあると話し「当分、値下がりの見込みはないのでは」とつぶやいた。
宮古島市は160〜170円台で推移しており、介護関係職の本村秀樹さん(35)は「荷物の搬入で車が必要。早く価格が落ち着いてほしい」と願った。
フレッシュプラザユニオンを展開する野嵩商会(宜野湾市)の担当者は、原油高騰による電気料金の引き上げや燃料費の上昇が、食品にも影響する可能性があるとみる。
「1〜2カ月後にメーカーや卸売業者が、輸送費や製造コストの増加を商品価格に反映することも考えられる」と予測。「保存しやすい缶詰やレトルト食品は、買うなら今のうちかもしれない」と付け加えた。
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