JR東日本は、自社で運営するシェアオフィス「STATION WORK」が、11月9日より全国300カ所を超えるネットワークになることを発表した。新たに吉祥寺駅や府中本町駅などの首都圏の通勤路線駅や郊外エリアへの展開を進めるほか、在来線特急、新幹線停車駅である甲府駅や小山駅などにも個室ブース「STATION BOOTH」を設置することで、さらなる利便性の向上を図る。
エキナカの「STATION BOOTH」だけでなく、ホテルやフィットネスジム、コンビニ、カフェ、郵便局といったライフスタイルに欠かせないコンテンツとの融合を図り、さらなるマチナカへの展開を進めるという。
2020年度末、STATION WORKは134カ所を展開していたが、21年11月に13カ所のSTATION BOOTHが開業することで、全国300カ所を超えるネットワークとなる。
21年度に入り、渋谷駅や中野駅といった利便性が高く、ニーズの高い都心エリアを中心に拠点の拡大を進めるとともに、フィットネスジムやカフェ、郵便局や空港といった顧客のライフスタイルに欠かせないマチナカなどの施設への設置も進めている。また、広島合同庁舎やKITTE名古屋など、JR東日本管外へのSTATION BOOTHの設置も進め、今後も全国規模での拠点拡大を目指すという。
STATION WORKは多様なテレワークニーズに応えるため、これまでの駅を中心とした展開だけでなく、ゆったりと1日個室で仕事ができるホテルとの提携のほか、ライフスタイルに欠かせない多様なコンテンツとの融合を図る。私鉄のエキナカや新幹線オフィスとの連携、官庁や郵便局をはじめとしたマチナカへも展開を広げていくことで、地域の顧客にとっても便利な環境を整えるという。
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