攻める総務

オカムラ、体格に合わせて変形するイス「Spher(スフィア)」発表2022年3月発売予定

» 2021年11月11日 10時50分 公開
[ほしのあずさITmedia]

 オカムラ(横浜市)が、体格に合わせて変形するイス「Spher(スフィア)」を発表した。2022年3月より販売開始予定で、長時間座っても疲れにくい商品として訴求する。

イス タスクシーティング「Spher(スフィア)」(以下、プレスリリースより)

 スフィアの特徴は、同社が開発した体格に合わせて自然に変形する「3Dフィジカルフィットシェル」を採用した点だ。独自のスリットにより、座る人の体格に合わせて自然とシェルが変形し、体をやさしく包み込む構造となっている。

 細かい調節は不要で、さまざまな体格にフィットし、快適な座り心地となるように配慮した。また、イスと体が接する面積が広くなり、体にかかる圧力が適切に分散され、長時間座っても疲れにくいという。

イス 背もたれ・座面の変形 

 アームタイプは「アジャストアーム」「スムースフィッティングアーム」「肘なし」の3タイプを用意。このうち「スムースフィッティングアーム」は、多様化する働く姿勢に配慮し、内側に丸みを帯びた形状のデザインとした。タブレット端末やスマートフォンで仕事をする際に自然と快適な姿勢になるように、肘や腕を柔らかく支えることができる。

イス スムースフィッティングアーム

 張材には、オカムラが開発したサステナブルなファブリック「Re:net(リネット)」をラインアップ。「リネット」は、 日本の使用済み漁網をリサイクルした再生ナイロン「REAMIDE(リアミド)」の糸と、再生PET糸を編み込んだニット素材で、環境負荷低減に貢献するとしている。

 価格は8万2100円〜(税別)で、初年度は10億円の販売を目標とする。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.