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» 2021年12月24日 20時48分 公開

ユニ・チャーム、大人用紙おむつのデジタル採寸サービス 自宅で最適なサイズ選びをサポート

ユニ・チャームが、「大人用紙おむつ」に関して、AIを使ったデジタル採寸サービスを始めた。メッセージアプリ「LINE」のチャットトークと組み合わせ、自宅で要介護者に最適なサイズの紙おむつを選べるようサポートする。

[ITmedia]

 ユニ・チャームはこのほど、「大人用紙おむつ」に関して、AIを使ったデジタル採寸サービスを始めた。メッセージアプリ「LINE」のチャットトークと組み合わせ、自宅で要介護者に最適なサイズの紙おむつを選べるようサポートする。

photo 介護者と要介護者間でコミュニケーションを創出

 同社は米ボディグラムが手掛けるアプリ「Bodygram」(ボディグラム)を採用した。同アプリは、年齢や体重、身長などの基礎情報を記入した上で、スマートフォンのカメラで測定対象者の正面と側面の写真を撮影することで、腹囲・肩幅・手足の長さなど全身24ヶ所のサイズを推定するサービス。日本国内では、はるやま商事が運営する「はるやま」「P.S.FA」「フォーエル」の店舗で、紳士服の採寸に採用している。

photo スマートフォンでサイズ測定する

 同サービス開始の背景には、ユーザーと商品のミスマッチという課題がある。日本人の平均寿命が80歳を超え、高齢化社会が進む中、同社は電話窓口に加え、2018年からはチャットボットを採用した「大人用おむつNAVI」を開設。24時間体制で問い合わせに対応してきた。

 その結果、問い合わせ件数は4年間で約4倍に増加し、問い合わせの約6割が紙おむつの「適切な商品」や「最適なサイズ」を調べていると判明した。また、大人用紙おむつの購入を目的に店舗に来店した約9割が介護者で、要介護者に相談しないまま、普段の洋服や下着のサイズを参考に紙おむつを購入しているという。そのため、要介護者に適さないサイズの衣類を使用している割合は約4割に上る。

photo 問い合わせ件数は4年で4倍に
photo 問い合わせ件数のランキング

 同社は今後、ユーザーがスマホで測定したデータを、小売店の店頭へそのまま持ち込むことで、最適な商品を提案できるようにする。これにより、介護者と要介護者のコミュニケーションの円滑化を図るとともに、接客品質の向上を目指す。 

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