平均年収ランキング 3位「MR」、2位「運用」、1位は？：平均年収は403万円（2/3 ページ）

[秋月かほ，ITmedia]

業種別のランキング

　全96業種のうち、平均年収が高い1位は「投信／投資顧問」（662万円）だった。続く2位は「たばこ」（652万円）、3位は「医薬品メーカー」（628万円）で、トップ3は順位も含めて前回と同じ結果となった。トップ10の顔触れも変わらず、「金融」「メーカー」「メディカル」系が3業種ずつランクインし、残り1つは「サービス」系の「財務／会計アドバイザリー（FAS）」が入った。

　なお変化が大きかったのは、昨年39位で今回17位の「ゲーム／アミューズメント機器メーカー」（昨対比57万円増）、昨年46位で今回20位の「住宅ローン」（同51万円増）で、ともに順位と年収額を大きく上げた。

業種別平均年収ランキング上位50位

年齢別のランキング

　年代別の平均年収を見ると、「20代」は341万円、「30代」は437万円、「40代」は502万円、「50代以上」は613万円だった。50代以上は昨年と変わりがなかったものの、20代と30代は昨年から7万円、40代は8万円減少していた。

　男女別で見ると、昨年と比べて年収額が増加したのは男性の50代以上（664万円／3万円増）、女性の30代（378万円／1万円増）、50代以上（435万円／4万円増）の3区分だった。その他の年代は男女ともに、1万〜10万円の範囲で減少している。

年代別の平均年収